| 2009年7月3号 【今こそしがらみのない政治を創るチャンス】 |
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| ■任期満了選挙 |
| 7月21日、衆議院は解散した。これにともなう衆議院議員選挙は8月18日公示、8月30日投票と決まった。衆議院議員の任期満了は9月10日だから、実質上、解散総選挙というよりは任期満了に伴う総選挙と表現したほうが正しいくらいのタイミングだ。マスコミでは解散のタイミングが遅いだの早いだの、自民党内での足の引っ張り合いが見苦しいだの、野党党首の金のスキャンダルがどうだのといって、全く本質論にならない報道が続いていたが、ここにきて多少は政策論が必要だとの論調が加わってきた。これから色々な意味で暑い夏を日本全体が駆け抜けるにあたって、議論にもならないような低俗な話で無為に時間を費やすのではなく、これから迎える国民の選択において、何が本質で、何を基準に選択するべきなのか、私見を述べ、問題提起としたい。 |
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| ■政策論といってもばら撒き合戦では・・・ |
| 与野党ともに政権公約もしくはマニフェストなるものをやっと世に発表する段階になってきた。しかしどの政党の政権公約を見ても、結局似たり寄ったりの政策メニューが並ぶことになりそうだ。一部にはばら撒き合戦になっている、と揶揄される向きもあるくらいに、有権者にとって耳障りの良いメニューが並ぶことになろう。有権者のなかには自分の生活に直接利益があるかどうかを基準として選択を行う人もいるだろうが、このようなサービス合戦で国の繁栄が保てるとは到底思えない。しかし現下の不況やパンクしてしまっている社会保障制度のことを考えれば、どうしても公サービスの拡大を打ち出さざるを得ないのかも知れない。となれば政策を基準に選択を行うといっても、各党の主張に明確な差異はないわけで、選択のしようがない。 |
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| ■今こそしがらみを断ち切り、信頼を取り戻すとき。 |
| 私はこのような状況だからこそ、政治と国民との関係を原点に立ち戻って構築するべきだと思う。原点とは国民と政治との間に信頼関係を築くということだ。どんなに良い政策を行っても、政治に対する国民の信頼がなければ政策の効果は上がらない。今の政治はまさにこの状況だろう。何をやっても次から次に不祥事が出て、国民は政治を見限っているから、本来だったら正当に評価されるべき実績も全く評価されなくなっている。このままではまずい、何とかこのぐちゃぐちゃな状況を変えなければ、と誰もが思っているのではなかろうか。それではどうすればこの状況を打破できるのか?答えは明確だ。古い政治文化のしがらみにがんじがらめになっている日本の政治を、政治家を変えることでリセットするしかない。これは与党野党という話ではない。自民党民主党問わず、古いしがらみにまみれた政治家は山ほど居る。これをチェンジできるかどうかが最大の課題だ。さらに踏み込んでいえば、次の総選挙を機に政界が再編する方向に進んでいることを考えれば、既存の政党の枠組みもリセットできる可能性が高い。この点を基準に選択をしていただければ、しがらみのない政治で日本をリセットし、もう一度日本に活力を取り戻すことができると確信している。まさに今、日本の政治を正常化かつ前進させる最大のチャンスがやってきている。皆さんの深い判断を期待したい。 |